採用情報
単に数値だけ見ていては、
会社の健全な成長を阻害するリスクや課題を発見し、
解決することは難しい。
変化の激しい時代を生き抜く経営者の思考、組織の有りようを
日々の様々なコミュニケーションから把握し、
解決につなげていくのが『課題発見型』監査です。
会社の本質を見極める監査に興味のある方、
ご連絡ください!!
監査のプロフェッショナルの定義は一つではありません。
誰もが独自の流儀を構築できることが公認会計士のすばらしさであり、
互いをリスペクトできるゆえんであると思います。
新創監査法人であなたの流儀を築いてください。
奴雁(どがん)の精神
リスクを取って直接的に社会に貢献しているのが企業。公認会計士は、それを側面から、縁の下からサポートする役目。いい意味で「傍目八目」となって、俯瞰して会社や社会を見て提言が出来ることが重要だ。独立第三者の視点をも超えて、奴雁(どがん)の精神、ノブレスオブリージュの精神で仕事に臨めるようになれば一味違う充実感が得られる。
説得力を持つこと
「専門性」が基礎になるが、それだけで押し切れない場合が出て来る。会計基準・監査基準で白黒がつけられない場合は多く、その都度、議論、判断、説得、割切り、命令など、人間臭い営みで解決をすることになる。
その際に、どれだけ説得力を持って議論出来るか? 豊富な知識や経験がベースになるが、どれだけ「信頼」を積み重ねてきたか、どれだけ豊かな「人間性」を感じられるかで説得力に大きな違いが出てくる。この説得力を持って、現実を理想に向けて前進させることが出来るのが、監査のプロフェッショナルだ。
最初の一歩のアドバイス
「先生に相談してから考えよう、決定しよう」という関係を築こう。はじめは経理課若手スタッフから、そして中堅スタッフ、係長、課長、経理部長、担当役員、最終的には経営者と、段階を踏んで目指せばよい。
社会は、粗削りでもやる気のある若者に優しい。普段の仕事で一緒に行っているクラスより上の方に説明する時がチャンスだ。覚悟を持って蓄えている力をぶつけること。「おっ、いいね、若者!」と課長部長に印象付けると楽しくなってくる。たとえ小さなことでも、自分なりの視点で改善案を考えつき、クライアントやスタッフと共有や議論ができると、監査チームの一員感が増して嬉しくなり、さらに広く深く考えようというきっかけになる。
専門家とプロフェッショナルの違い
プロフェッショナルというからには、単に専門知識があるだけでなく、もっと深く幅広い知識が必要だと思う。会計の知識、税務の知識、クライアントのビジネスについての理解、その業界の商習慣、そういうことすべてを含めた知識があり、その上で、クライアントが何を求めているのかを感じ取ることができるのが監査のプロフェッショナル。
『当事者意識』の大切さ
会社には「適切な情報開示をしなければいけない」という命題があり、もっと効率的にするにはどうしたら良いか、他の会社はどうしているのかなど知りたいことがある。それに対して一緒に考え体制を整える実務対応能力が重要。
だから、まずは「気づく」こと。そのためには会社の人になったつもりで考える。一言で言うと、当事者意識を持つ。当事者意識を持つと、クライアントとのコミュニケーションもスムーズになり、気づきも多い。「こういう風にしないとリスクがある、こうしたらもっと効率的になる」と感じ取ることができる。
業界としては職業的懐疑心を持てと言われるが、私はその上位概念として当事者意識を持つことを勧めている。なぜなら当事者意識は、本質的なところを感じるからだ。たとえば内部統制には数値基準があるが、単純に数字だけ見ていくと不正を見落としてしまうこともある。当事者意識で実態を見つめると、数字基準に流されずリスクを見つけることができる。
監査が面白くなるきっかけ
いろいろな会社の内部が見られるということが監査という仕事の特徴だと思う。この会社はなぜこんなことをしているのだろう? この会社もこうしたほうがいいのに・・。そんな風に違いを感じることが当事者意識の根元であり、監査が面白くなるきっかけだと思う。いろいろ見て、感じて、知識を増やしてアドバイスができる。これが監査人の醍醐味。