サービスコンセプト
マネジメントに役立つ会計になっていますか
会計は何のためにあるのでしょうか。一つは説明するため、もう一つはより良く経営するためであると考えます。この目的を達成するためには、三つのフェーズで正しく会計が利用されなくてはなりません。そして、それぞれの段階で必要な力が異なってきます。
第1フェーズの会計「正しく漏れなく作る力」
経理部を中心とする組織の力量が問われるところです。ここでは、正しく漏れなく会計を作るシステム(内部統制)が重要になってきます。新創監査法人では、コンサルティングで携わる場合は、内部統制構築支援や経理部門へのアドバイス・サポートを行い、組織のいちばんのベースとなる会計を強固なものにしていきます。
監査人として携わる場合は、独立した第三者として、組織の会計が正しく漏れなく作られているかチェックしていきます。
第2フェーズの会計「分析・加工する力」
会計は作るだけでは意味がありません。そのデータを成長戦略に使ってこそ存在意義があるのです。
会計データは、各部門の評価を行い間接部門の集約を考えるなど、組織づくりや経営の効率化に利用することができます。
また新しいプロジェクトにおいては財務シミュレーションを行うことで、プランの実現可能性を検討することができます。
新創監査法人では、コンサルティングにおいては会社の財務分析・加工をサポートし、ときには会社に代わってプランニングしていきます(経営サポートサービス)。 また監査人として携わる場合でも、会計に見積もりの要素が多くなっている現在では、分析・加工の第2フェーズが重要になっています。組織の作った会計が外部にきちんと説明できる内容になっているか適切に判断し、外部に対して会社の正しさを証明していきます。
第3フェーズの会計「経営判断力」
第2フェーズであがってきたプランを判断するマネジメントの最終段階です。その数値を承認するか否か、そのプランを実行するか否か、組織の成長にとって正しい判断が求められます。そこでは会計数値を正しく読む力が重要になってきますが、その場合にも私たちは経営をしっかりサポートします。
新創監査法人では、監査人として有用な情報提供をするだけでなく、アドバイザーとして、さらには非常勤役員として経営陣に加わり、組織成長のためにあらゆる知識・経験を活用して成長戦略を立てていきます。
監査人の立場でも、コンサルティング(アドバイザー)の立場でも
組織の会計をサポートする場合、その全体像をとらえないと適切なアドバイスはできないのではないかと思います。そういう意味では、第1フェーズから年間を通してチェックする「監査」は、もっとも組織の会計を把握していると言えるかもしれません。
ただ監査をしている場合は、独立性を維持するためにビジネス戦略の策定に直接的に参画することはできません。しかしプラン策定段階から適切にインタビューをさせていただき想定されるリスクについて議論をつくしていれば、思いもよらない問題点の発見や、戦略の妥当性を確認できるような場合もあります。
監査人としての立場でも、コンサルティングの立場でも、早い段階からご相談いただくことで、公認会計士の力を大いに発揮することができます。だからこそ、クライアントと真の信頼関係を築くことがもっとも重要であると信じています。話をよく聞き、その組織にあったアドバイスを行い、ともに成長を目指していく。私たちはそうした良きビジネス・パートナーでありたいと考えています。